リワーク通信:二重敬語
- 2024.06.13
こんにちは、精神保健福祉士の浅野です。
日常生活でもビジネスシーンでも必須となってくる“敬語”。わたし自身もこのブログを作成しながら、「自分は敬語を上手く使えているかな?!」と不安に感じました。
まず敬語の種類を復習しましょう!
謙譲語:相手より自分の立場を下げて使う敬語
尊敬語:自分よりも上の立場の人を立てるときに使う敬語
丁寧語:ていねいな言葉遣いで、誰に対しても使える敬語
二重敬語になりやすいパターンとして、
【お+○○られる】※どちらも尊敬語
×お会いになられる→○お会いになる
×ご利用になられる→○ご利用になる
×お読みになられましたか?→○お読みになりましたか?
【謙譲語+いただきます】
×お目にかからせていただきます→○お目にかかります
×伺わせていただきます→○伺います
×頂戴させていただきます→○頂戴します
なんとなく物足りなさを感じ、相手にていねいに伝えようとするあまり、二重敬語(敬語の表現が重複していること)を使用してしまっていると感じた人も少なくないのではないでしょうか?日本語は奥が深いですね…
★今日の雑学★
『梅雨なのに水無月?!』
6月は旧暦で水無月と呼ばれていることは、みなさんもご存じかと思います。
梅雨の季節は雨の日も多いため、水の無い月?!と矛盾を感じませんか?
諸説ありますが、“水無月”は水の無い月では無く、その逆で“水の月”と考えられています。
古語では「な」は「の」の意味で使われることもあり、そのため本来は“水な月”であり、「無」は当て字とされています。
またこの時期は田植えの季節であり、田んぼに水が張られることから、「水の月」と呼ばれるようになったといわれています。
当院リワークの見学・説明も可能です。ご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。お問い合わせは、豊田西病院 デイケア リワーク担当 電話番号:0565-47-7227 まで