兜飾り

  • 2025.04.25

外来作業療法利用者さんの作品を紹介します。

「どうしても編んでみたくて、黒と青のコットン糸と金色の刺繍糸とスパンコールで兜作りを始めました。後ろの段々(しころ)をスパンコールを付けながら表現するのはとても大変でした。しかし本当に難しかったのは、飾り物として形にすることでした。この兜飾りを完成できたのは外来OT室の共同作成作品だからです。1ヶ月半以上かかっての作成でしたが、アドバイスはもちろん沢山のお力添えをスタッフさん方から頂き、大勢のメンバーさんからお教えや励ましを頂き本当に感謝しております。ありがとうございました。とても充実した時を過ごすことが出来ました。」とのコメントを頂いています。

まずは各パーツを編む。これがいちばん根気のいる作業。スパンコールやしころ部分の段付け、金糸の模様縫い付けなど、細かな作業です。パーツが出来ると次は、固めるための糊付け・ワイヤーでの補強です。せっかくの作品がダメにならないよう、何度も練習を重ね、本番に臨みました。「こうやったらどうだろう」「この方がいいかも」といつの間にか作品を通して多くの方が関わり、一緒に作らせて頂き、楽しい時間を過ごすことが出来ました。作者さんからは掲載しきれないほどの作品紹介と想いを頂いています。そんな想いの詰まった作品をじっくりご覧下さい。

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